エキナセア [ハーブ]
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ハーバルセラピスト認定試験では、テキストの巻末に記載されている30種類のハーブと12種類の精油も出題範囲に含まれます。こんなに覚えられるんだろうか・・・と勉強していた当時は不安でした
余裕がなかったため、書かれていることをとにかく頭に詰め込むということだけを意識していたので、単語カードを使って暗記しました。
終わってみて振り返ると、結構役に立ちそうなハーブや精油が載っているんだなぁと今更ながら思い、ひとつひとつのハーブと向き合うつもりで、気が向いた時に各ハーブについてまとめてみます
初回はエキナセア」についてです
エキナセア
和名をムラサキバレンギクといい、キク科に属します。
使用部位は地上部、根部。
エキナセアという名前はギリシャ語のechinos(ハリネズミ、ウニ)に由来するそうです
学名:Echinacea angustifolia
Echinacea purpurea
Echinacea palida
お恥ずかしいことに、この学名すべてが同じものを指すと今の今まで思っていました
先日エキナセアのお茶を注文したのですが、そこに入っていたパンフレットに、
『エキナセアには9種類あり、商品に利用されている品種は①プルフレア②アンガスティフォリア③パリダの3種になります。』
と書かれていたんです。そんなの知らなかったーーーーーー!!!!!!!!
そこで以前購入した『メディカルハーブ事典』を紐解くと、3種のエキナセアと書かれている・・・。
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そうならそうとテキストにも書いておいてよ
せっかく3種だということを知ったので、この違いについて少しだけ。
【angustifolia】
他の2種より小ぶりで、丈が15-50cm。手根。
他の2種と比べて花びらが垂れ下がっているようには見えないかな?
【purpurea】
最も一般的。丈は60-120cm。葉は卵形で縁に粗いギザギザがあり、柄に近い部分はハート形。根はひげ根。
「ペール・パープル・コーンフラワー」とも呼ばれる。お花の色は紫。
主観ですが、お花は花びらが下に垂れているように見えます。
【pallida】
ギザギザのない、縦長の細い葉が特徴の多年草。お花の色は紫~ピンク~白。
こちらも主観ですが、花びらは他の2種に比べて細めで垂れ下がっています。
アメリカの先住民たちは、この3種のエキナセアを、歯痛、熱傷、外傷、歯茎・口・喉の痛み、風邪、咳の薬として用いていたそうです。
エキナセアの主要成分は、エキナコシド、多糖類、シナリン、イソブチルアミドで、エキナコシド、多糖類、イソブチルアミドには免疫を高める効果があるようです。
気になって調べてみたところ、エキナセアが本当に風邪の予防に役立つのか見解はわかれています
一言でエキナセアといっても種類があるし、育った場所や気候によっても成分がかわるから実験で証明することが難しいのかなぁ。
科学的に証明されているのかどうかは判断材料になりますが、400年以上昔からネイティブアメリカンが使っていたんだから「おばあちゃんの知恵袋」的な感じで効果はあるよねと思って、風邪ひきそうな時には飲んでみようと思います。
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ちなみに続けて7~10日以上飲まないよう下記のリンクには書かれていたので、気を付けようと思います!
※参考:https://umm.edu/health/medical/altmed/herb/echinacea
他には、自己免疫疾患の症状を持つ人や膠原病の治療には用いない方がよいそうです。
肝臓の酵素の働き方を抑えることが考えられるので医薬品と併用する際は医師に相談するべきですね。
キク科アレルギーの方も注意が必要です。
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